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conon(古音)古道具とおうち暮らし


古道具好きのおうち暮らし
by conon2010
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京・・・龍馬の歩いた道

幕末、動乱の時代、
京都の地で仲間とこの国の将来を語り合い、恋をし、33年の生涯を閉じた坂本龍馬。

その足跡を巡るちっちゃな旅のお話・・・。



八坂神社近くに車をとめ、
江戸や福井へ行くために龍馬が何度も渡ったという三条大橋を渡り、
龍馬が最期を迎えたあの近江屋へ・・・。
残念ながらいまはコンビニになっているので、
その前の説明書きを読みつつ当時を偲び、次の目的地 土佐稲荷岬神社へ・・・


京・・・龍馬の歩いた道_a0152785_22264492.jpg





江戸時代には、
土佐藩邸内にあったというお稲荷さん。
いまでは龍馬も祀られているとか。

お稲荷さんへの道中で、
「ほらっ、きつねが走ってくのが見えるわ。」
という不思議なおばさんに遭遇!!こわかったぁ~!!


京・・・龍馬の歩いた道_a0152785_22311945.jpg京・・・龍馬の歩いた道_a0152785_22315218.jpg京・・・龍馬の歩いた道_a0152785_22321088.jpg京・・・龍馬の歩いた道_a0152785_22323235.jpg



























龍馬坂(上段左)、
慶応3年11月18日 海援隊士や陸援隊士らにより、
坂本龍馬、そして龍馬と共に命を落とした中岡慎太郎の葬列が通ったという道。
当時から階段だったのか、それとも坂道だったのかはわからないそうですがかなり急な上り坂。
葬列はずいぶんと難儀をしたのではないでしょうか。

足元には落ち椿・・・。
首から落ちるその姿は不吉だと、その昔、武士に忌み嫌われた花・・・。
でもその落ち方は潔くもあり、紅く艶やかな花は、ほのかな色気も感じさせ、
私の想像の中の龍馬像と重なり、哀しくもありました。

龍馬の墓へ行くには、維新の道と呼ばれる坂を通る人が多く、
こちらの道はあまり知られていないのか、行きも帰りも歩いているのは私達だけでした。
竹林に囲まれたこの静かな坂を、龍馬の本当に最期の足跡を辿りながら一段一段上っていく。
やはり感じるものが違うように思います。
維新の道の南の小路です。ぜひ探して通って欲しい道・・・。

坂を上り切り北へと折れれば、龍馬の墓所 霊山護国神社があります。
明治維新に尽くした志士3100名を祀る墓所。
龍馬、中岡の他、桂 小五郎(木戸 孝允)、高杉 晋作らも祀られています。
墓の前に立ち振り向くと、京都の街が一望できるこの場所・・・。
短い人生を駆け抜け、志し半ばで命を絶たれた人々を思い、
何度も訪れ、見慣れたはずの京の街がいつもと違って見えたこの日・・・。
それほど真剣にこの国のことを想ったことがあっただろうか・・・。
状況は違えど、いまもその時なのかもしれない・・・そんなことを思ったりもした一日。

ちょうど今日、浜岡原発停止を要請のニュースが流れました。
原発がなくても生活できる!!
世界にそのことを知らしめるよい機会かもしれません。
この国のため、世界のため、いま私達がいるこの地から、
小さな小さな私達の力がひとつになって、
新しい暮らしの在り方を見出していければ・・・と思います。
ただ停止することが本当に安全に繋がるのかは、
もう少し時間をかけて見極めていかなければいけないようですが・・・。

龍馬の話から随分とそれてしまいましたが・・・^^;
次回はお龍さんの機転で龍馬が難を逃れたあの寺田屋へ・・・。




by conon2010 | 2011-05-06 23:25 | おでかけ

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